Jima’sイベントレポート
〜登山家YouTuber かほさんイベント編〜

Jima's イベントレポート

みなさん、こんにちは(^^)
YouTube(【カメラ塾】JimaTube)にてカメラや撮影技術を中心に発信する私、Jimaと申します。

はじめに

今回、23年6月24日(土)17時に3チャンネル同時配信となった登山YouTuber かほさんの写真集発刊記念ライブにサイン会、そして写真展について現地の雰囲気をイベントレポートとしてお届けします。

いわゆる広報的なレポートではなく、ひとりの参加者として「私(Jima)フィルター」を通した所感や裏話など少し異なる側面から語ります。

同日開催されたイベント情報

先に情報が盛りだくさんなので、イベント内容が混在しないように整理しますと会場となる兵庫県神戸市にあるイベント会場 meriken gallery & cafeでは「Nikon クリエイターズ in meriken gallery & cafe 2023_Early」と題したイベントが開催されました。

カメラメーカーとして有名なニコン、その中でもミラーレス一眼カメラとして「Vlogカメラ」 Z 30からカジュアルなデザインが大人気のZ fc、そして本格派のフラッグシップ機Z 9までと現時点で現行品8種類が展開されるZシリーズをメインとしたニコンファンがワクワクするお祭りです。

イベントは6月24日、6月25日の2日間でしたがかほさん関係は24日に詰め込まれておりました。

ご本人に控室でお話を伺うと「明日は別の会場でイベントでしてー(笑)」と日本を含め、世界中を言葉通り「飛び回っている」という本当にハードスケジュールで「売れっ子さん凄い!」と驚きました。

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23年6月24日・25日(2日間)のイベントでは

が同時開催されました。

各企画ごとにイベントレポートを用意して3部作でお伝えしますが
今回のレポート記事では、かほさんの情報にフォーカスします。

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隣接するカフェスペースではVlogカメラとして大人気のニコン Z 30をテーマにしたコムロ先生のワークショップも開催。

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お隣の部屋では上田先生の「ニコン Z 8パーフェクトレクチャー」が開催

さらに同じ会場でNikonのカメラとレンズをこよなく愛する「Nikon CREATORS」20名による写真展として「Nikon CREATORS」my favorite photo -GENIC+meriken cafe with Nikon- も開催。

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イベント概要

かほさん関係のイベントは大きく3つあります。

・写真展「かほの登山日記」
・写真集「かほの登山日記」書籍サイン会
・「いよいよ写真家デビュー?!かほの登山日記 写真集発刊記念ライブ」

写真展は、かほさんが様々な場所へ訪れる中、自然の景色はもちろん色々な視点から険しい雪景色に青々とした木々に綺麗な星空など引き込まれるお写真が並んでおりました。

書籍サイン会では、かほさんファンの方々がたくさん訪れており「山登りって凄いな」と驚きつつ私自身イベント全体をレポートする身として、書籍を購入された方々と短い時間ですが「山トーク」を軽快に進められる かほさんの姿を拝見しました。 Jima's イベントレポート

そして写真集発刊記念ライブでは、写真展で展示されたものや写真集に掲載された作品をかほさんご本人が撮影時の様子を解説してくれます。

同時に写真講評の目線から登壇された上田家のお二人からの的確な評価が「なるほど」と楽しめる内容であり、見事な「登山好き」と「写真好き」お互いの視点で相乗効果が発揮されていました。

何といってもライブ配信を含めて「かほさんスマイル」が大量供給のイベントなので、かほさんファンの皆様はもちろん必見です。

そして私のレポートを介して「カメラ側」から当記事を拝読してくださってる方は登山とカメラ(写真)は本当に相性が良いのだなと伝わるかと思います。

そんな発刊記念ライブはかほさんのYouTubeチャンネルにて公開中なので是非見てください。
YouTube(「かほの登山日記」写真集発刊記念ライブ) Jima's イベントレポート

写真展「かほの登山日記」

まず写真展では登山YouTuberとして世界中の様々な山を登る大人気のかほさんがニコンZ 30 とZ 50 の2機種で撮影した写真をこだわりあるプリントで展示されておりました。
実は5月に東京日本橋の「MONO GRAPHY Camera & Art」さんでも開催された写真展なのですが、関西ではライブ配信の会場でもある神戸(兵庫県)のmeriken gallery & cafeで実施されました。

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お写真は後ほど語る記念ライブでも公開されておりますが、力強い山全体のお写真に加えて自然の力強さ溢れる木々の魅力を大きく写した緩急のある「シンプルに自然って凄い」を実感できる作品が並びました。

言い方が「アレ」ですが・・・
室内での撮影は機材と被写体さえ揃えば、365日いつでも撮れるものです。

ただ、山(自然)が相手だとそうもいかず・・・
簡単な話ではなく季節や現地スタッフとのスケジュール調整に加え今は社会情勢も不安定な面があって、すべての歯車が一致した際に実現できる難しさがあります。

限られた時間で撮りきる実力

カメラを持って数十年、登山して撮り溜めた方ならまだしも約2年前に本格的なミラーレス一眼に触れてから写真展を開催するまで作品を大量に撮影したことは凄いの一言です。

それは山に出向く回数が限られる中、時間帯や撮影する角度を考えて写真を撮ることを考え、同じ環境で「違う表現はできないか」とバリュエーションを意識して撮影されているからこそできる技です。

登山となると持っていくことが可能な荷物量は限られるため標準ズームに加えて単焦点、さらにはマイクロレンズ(ニコンではマクロレンズではなくマイクロレンズ、今はMCレンズとして表記)で大きな山の中にある小さな新緑の世界を見ることが出来ます。

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私も商業撮影の新人時代に「カメラワークで楽したら写真が単調になるで」と先輩カメラマンにポジションやアングルの重要性を教わったことが懐かしいのです。

同じ環境で1枚をただ撮るだけの撮影と撮影時に自分が上に手を伸ばしたり、低くしゃがんだりしてカメラの位置を高くしたり低くしたりと視点を変えることは重要です。

そして広く撮れる広角レンズに肉眼の世界に近い標準レンズなど機材の特性を活かす写真が多く、見ているだけでも「へぇー、凄いわ」と楽しくなる作品が並んでいます。

加えて足元に生える草花や自然界にある独特の空気感を写真として切り取ることは難しく、日常生活の中で鍛えにくい感性で気づきにくいものです。

こういう自分が見える視点(アイレベル)と違う世界を切り取れることはシンプルにセンスが良いからこそできることだと思いました。

これは学ぶことで「あっ、低い位置から撮っておこう」と習得することも可能です。

ただ天性の「センスを持っている人」は切り取り方が良い意味で程よくルール(定番)が崩れており独創的で面白い写真が多いことが特徴です。

と思ったら、トークショーで「斜めに撮った写真が多いのは山が斜面だから(笑)」と話されており「なるほど!そりゃそうだ!山では斜めが正解!」と笑ってしまいました。

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もちろん、かほさんの写真ではシッカリと定番の山を主題とした説明的な役割を持つ風景を抑えております。

その中で緩急をつける足元の小さな植物などの写真もあり、変化をつける被写体を探して撮影するなど短期間の間で写真を数多く揃えることができた理由がわかりました。

後に語る発刊記念ライブでもお話されていましたがガイドさんが先に進む中「ちょっと待って」と様々な撮影対象を見つけては撮影していたとのこと。

写真展の中は撮影NGなので入り口付近のみの参考画像となりますが、実はかほさんご本人が写真を解説するコーナーが発刊記念ライブの中にあります。

色々な写真をチラっと見ることができるので気になった方は是非チェックしてください。

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写真展会場では日本を含め世界中で撮影された風景、星空とパワフルな写真も多くミニコラムとして会場となるメリケンギャラリーとかほさんの出会いや写真展に対する主催側の想いが展示されておりました。

期間限定ではありますが是非、興味がある方は写真展に足を運んでみてください。
次はサイン会の話です。

写真集「かほの登山日記」書籍サイン会

同日、別時間では写真展で展示された写真を含め写真集「かほの登山日記」の発売を記念して書籍サイン会も同時に開催されました。

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サイン会の開始前の1枚ですが、これまた凄い量ですね。
ただ決して、オーバーな量ではなくて本当に沢山の方がサイン会にお越しとなる証拠(量)です。

サイン会の待機列を見た際は私自身「えぇ!ホンマに!何かのセール会場!?」と驚きました。
テレビにも出演されることのあるかほさんの人気は物凄く大量の写真集が、あれよあれよと手渡しされ大盛況となりました。

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来場された参加者の多くは山登りを趣味とされている方も多く、服装も「山登ってます」感が前面に出ていて、ひとつのコミュニティ感が出ていました。

そんな中、始まったサイン会では「どこに登ってますか?」などいわゆる山トークで盛り上がりつつ記念撮影も実施されました。

来場者の中には、かほさんが過去に出版された本を持ち寄って「推し度」が溢れる方も多くて和やかムードでした。

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もしかすると・・・
ここまで当レポートを読んでくださっております皆様の中には「私も、山登りや散歩の途中で写真を撮ってみたい」と興味を持たれた方も多いはずです。

そこで、かほさんの写真集の制作を支えた機材を取り上げます。

それは「小さくて軽いけどシッカリ撮れるカメラで撮った」という表現がピッタリなカメラ(ニコン Z 30 と Z 50)です。

相棒カメラ Z 30とは

今回、かほさんの相棒として大活躍したカメラはニコン Z 30という小型軽量なカメラです。
Zマウントで初となるAPS-Cセンサーを搭載し、過去に登場したZ 50をベースに動画機能を強化して展開となった機種です。

チルト液晶から気軽に自撮りが可能なバリアングル液晶に変化したこと。
「Vlogカメラ」という位置づけで電子ビューファインダー(EVF)を省略したこと。
多くの一眼カメラで制限されている29分59秒の制限もなく動画にも強くなっていること。
そしてグリップ感や操作性は安心、安定感のある本格派であること。

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参考画像のような可愛い見た目に対してパワフルかつ優秀なカメラとなります。
登山のように少しでも高性能かつ軽い機材で必要なものだけを持ち運ぶには最適です。

もちろんカメラにお詳しい方なら特にニコンでは上位機種が数多くラインナップされていることから「もっと凄いカメラがあるでしょ」というお声が聞こえてきますが・・・

本格的なカメラを求めていくとZ 30より高性能になる反面、サイズや質量に価格など様々な面で登山を目的とした場合の機材選びとして現実的ではない場合もあります。

ただ、機材は適材適所で頻繁に山登りする方が毎回3kgや5kgの機材を持ち運ぶかとなると「テレビのドキュメンタリーか!?」となってしまいます(笑)

高精細な映像を残すということであれば機材の質量など考える必要はないのですが目的は「山を登る」です。

カメラは記録・記念写真用となるため、高精細な映像記録はテレビなど大手メディア様の撮影班にお任せして私たちは気軽に山を登りましょう。

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極論、今の時代はスマートフォンで必要十分な写真の撮影が可能でもあり荷物も増えずに予算も節約できる点は魅力的です。

ただスマートフォンが優秀になってもセンサーサイズやレンズの関係から静止画・動画に特化したカメラは、よりこだわった表現が可能となります。

Z 30は小型ですがレンズ交換が可能なミラーレス一眼カメラであり、様々な表現方法を楽しむことが自由自在な機種となります。

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私も小型軽量なZ 30は軽くて小さいレンズを付けて持ち出すことが多いです。

(もふもふ部分は屋外撮影時で役立つ風防です)

撮影に優先度を付ける大切さ

機材を増やすことが難しい場合は持ち出せるレンズも数本に限られます。

こうなると広角から標準領域を得意とするズームレンズに草花のような小さいものに近づいて撮影が可能なMCレンズさえあれば表現力は幅広くなります。

欲を言うと高倍率ズームで広角端24mmから望遠端200mmまでをカバーするレンズなどを持ち出して望遠領域の圧縮効果を活かして遠くの山を手前にグイっと引き寄せる表現も楽しみたいところですが荷物(重さ)との葛藤ですね。

私も山に出向くことは多いのですが目的は「登ること」ではなく「野鳥撮影」のため、望遠レンズの中でも特に遠くの被写体を撮ることが可能な超望遠と呼ばれる大型レンズを持ち出します。

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超望遠の世界となるとレンズだけで3kg、カメラや三脚をあわせると5kgも珍しくない感覚ですが、「この機材構成でしか撮れない世界」があるのも事実。
つまり、重たい機材を持ち出した先に撮れる世界、ロマンがあるのです。

私のように野鳥や滝、高台からの夜景など「撮りたいものがあって登る人」と色々な山を登り続けて、登った先の景色を「記念として撮る人」は目的が異なります。

同じ「山に出向く」という言葉でも
かほさんと私では目的が違うから機材構成も変わるなと再認識しつつ、逆に私も超望遠を持ち出さずに小さいカメラだけで「登ることに集中」することを想像すると興味が出てきました。

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ちなみにイベント会場となった神戸は海と山に挟まれた場所でもあります。

平家物語でも有名な須磨浦公園の周辺から六甲山を目指して進み、有馬温泉で癒されるという山登りの方々の中では定番のコースもあります。

私も時折、高い所に登っては右は淡路島、左は大阪湾。
瀬戸内の景色を眺めてリフレッシュすることも多いです。

こちらの写真はNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S というイベント当日に持ち出したレンズで撮影しました。
フルサイズ(FXフォーマット)で広角24mmから中望遠70mmがレンズ交換なくズーム操作のみで撮影可能な点が魅力です。

とは言え気軽に出向ける話でもないため、少しハードルが高い話にはなります。

もし神戸付近で気軽に森林浴を楽しみたい方は新神戸駅(新幹線)から北側に登ると(道が舗装されており歩く感覚の方が適切)布引の滝があるので気晴らし森林浴にはオススメです。

ちなみにトークイベントで山が出るたびに「電車はありますか?」と交通手段を確認された上田先生をネタにして恐縮ですが(笑)

布引の滝へ向かう際は近くに有名な観光地として布引ハーブ園があります。

そのハーブ園に向かうためのロープウェイがあるため、登ることが難しい方はロープウェイで高台まで登ってしまうのもアリだと思います。
高いところから神戸の景色を一望することをオススメします。

せっかく、私が語るイベントレポートなので少し地元ネタとカメラに関する情報を詰め込みましたがサイン会の話に戻ると・・・

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やはり印象的だったのはサイン会で見受けられる流れ作業「ではなく」各参加者様とシッカリと時間を確保してお話しされる、かほさんの姿でした。

もちろん参加者の皆様は「来てよかった」とニコニコの笑顔で大満足の様子でした。

他のイベントでも接点のある参加者様も多かったようで「あぁ!久しぶり」や「関西来てくれてありがとう!」笑顔の多い現場で記録チームとして参加した私も自然と笑顔になりました。

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目の前でかほさんが参加者様のお名前を含めて、サインしてくれる空間は嬉しいですね。
改めて、かほさんの後ろにある写真集が山積みで凄い量だと気づきました(笑)

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「いよいよ写真家デビュー?! かほの登山日記写真集発刊記念ライブ」が開催

写真展にサイン会と大盛り上がりの中、17時には同会場で別イベントにて講師を担当された写真家夫婦 上田家のお二人とかほさんの写真集発刊記念ライブが3チャンネル同時配信で実施されました。

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実は上田家のお二人とかほさんは大の仲良しです。
約2年前からカメラの利用方法や撮影手法などを解説するYouTube動画を収録する仲です。

動画では入門用の内容から、こだわった写真の撮り方など数多くのコンテンツをニコンイメージングジャパン様のYouTubeチャンネルに投稿されております。

距離感が近い仲良しの登壇者が集まると・・・
自然と軽快なトークが繰り広げられて写真に対する想いや撮影時の様子、撮影地独自の特徴(山の自然現象や向かう手段など)がサクサクと話が進みました。

このバランスがこれまた絶妙でして。

かほさんが撮影対象(山や風景)に対する専門的な知識を熱く語り、補足として上田家のお二人が写真として「ここが良いよね」と登山、写真どちらの視点からも楽しめる内容でした。

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素晴らしいキャスティング

写真に限った話ではないですが「撮影すること」と「意図を言語化する」ことは表現方法が異なります。

意外と何を目的に撮影し、どういった小技(撮影技法や機材を選んだ)かを説明することは難しいものです。

ここで数多くの作品を講評されている上田家の的確な分析と評価ポイントが言語化されます。

今までの「見ただけで凄い」という風景写真が「なるほど!こだわってるね!」と1枚の写真から、より深堀した魅力を私たちが認識できることがイベントでは印象的でした。

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もちろん撮影したかほさんご本人の解説がメインではあります。
ただ限られた時間に複数枚ある写真のすべてを網羅的に情報を整理して伝えるのは玄人の技になります。

そういった面でも上田家とのキャスティングは最高だと感動しました。

特にスイスで大人気のツェルマット(マッターホルン)の星空写真は「こりゃ、すげぇわ」と小さい声がこぼれるぐらい大迫力なので是非、見てほしいです

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撮影地の特徴や情報、ガイドさんとの裏話などは登山に特化した話はかほさんが詳しく語っておりました。
登山・写真と各分野で専門性の高い方々が集うと、お互いの得意や知識で会話のキャッチボールが進むため相乗効果が凄くて情報が溢れ出ておりました。

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こちらの写真はジンバル(手ぶれを抑える機械)を持って、かほさんの写真展の様子をライブ配信で上田先生が中継してくださるという豪華布陣。
上田先生の雄姿をシッカリと後ろから撮影しておきました。

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同時にコムロ先生がセミナー講師を担当されていたGENIC様の主催による「Nikon Z 30 MEETUP」写真展も隣接する場所で開催中です。

こちらはSNS時代に勝ち抜いてきたトップクリエイターが表現する「素敵写真」に溢れる空間はウキウキ・ワクワクします。

1時間が短く感じる充実の内容

約1時間のトークイベントですが、ご本人による写真展の解説なども含めて「えっ?もう終わり?」と短く感じるぐらいのテンポの良さとボリューム感でした。

数多くの観覧の方々で会場は満員だったのですが、同会場のロビーでも配信されておりました。
投影された映像を視聴された方々も良い笑顔で楽しまれていたなと記憶しております。

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こうなってくると個人的に「これは登山以外のテーマでも開催できるのでは?」と考えてしまいます。
メリケンギャラリーが今後どういったジャンルの方々へ写真展などを通じてオファーされ、新たなジャンルを切り開くのか今から楽しみです。

以上、23年6月24日(土)に開催された登山YouTuber かほさんの
「写真集発刊記念ライブ」「サイン会」「写真展」についてのイベントレポートでした。

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末筆ではございますが今回、イベントレポートの機会をいただきました
登壇者:登山YouTuber かほ様、コムロ先生、上田先生
主催:株式会社メリケンギヤラリー様
協賛:株式会社ニコンイメージングジャパン様
協力:カメラのカツミ堂様

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本当にありがとうございました。
とても有意義かつ学びの多い現場に記録班として参加できたことに感謝しております。

中立的な立場でシンプルにイベントの詳細を語ることも大事です。
ですが、そういったレポート記事はおそらく主催者様側にて出てくると想定されます。
当レポートでは現地に私がいたことを最大限に活かした「私が見たイベントの様子」をレポートさせていただきました。

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会場となったmeriken gallery & cafeでは頻繁に写真展が開催されております。
今回のように年に数回はゲスト講師をお迎えしてのイベントも開催されるため興味がある方は是非、参加してください

あとがき

実は今回のイベント会場(meriken gallery & cafe)では過去に「関西ニコン系YouTuber大集合」として私もトークライブに登壇しております。

Nikon系YouTuber大集合

こちらはガッツリとカメラ、ニコンについて熱く語った内容です。
ナビゲーターを努めてくださったのは、今回も講師として大活躍となった上田先生です。
長尺の動画ですが内容が濃く情報量が豊富なのでサクっと見れるので是非ご視聴ください!

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私自身トークイベントでの登壇時に会場の規模やレイアウト、予想される機材配置や管理場所などは把握済みでした。
なので、今回のイベントレポートでは主催側や協力企業様の邪魔にならないよう最小構成で挑むことが出来ました。 ということで今回、私が2日間の撮影に用いた機材は以下の精鋭達です。

撮影機材の紹介

【カメラ】
・ニコン Z 9
・ニコン Z 8

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【レンズ】
・NIKKOR Z 24‐70mm f/2.8 S
・NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
・おまけでNIKKOR Z 28mm f/2.8 と NIKKOR Z 40mm f/2

【その他】
◆記録メディア
・ProGradeDigital (CFexpress TypeB / SDカード UHS-II)
・Nextorage (CFexpress TypeB / SDカード UHS-II / ポータブルSSD)
・SanDisk(CFexpress TypeB / SDカード UHS-II / ポータブルSSD)

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◆一脚(雲台)など
・VANGUARD VEO 2S CM-264TR
・VANGUARD ALTA PH-114V
・VEO SELECT42T
会場が省スペースであること、ロビーを含めて3つの講義室と屋外撮影を考えると重たい三脚を都度動かして撮影するより自分の肩幅(足場)と専有面積が大差のない一脚を選びました。

またミラーレス時代では最小構成で移動できるようコンパクトなトロリーバッグの出番も多いです。
関係者様が集まる控室等で大きなカメラバッグは端っこに集まることが多いですが、このサイズなら椅子の下などに頑張ったら詰め込めるので迷惑をかけることも少なく気に入っています。

もちろん望遠ズームや大型三脚に配信機材関係が増えると素直に背の高い大型トロリーバッグを利用します。
機材は全て適材適所で厳選してシンプルかつ高性能な信頼できるアイテムで揃えたい派です。
結果、ニコンを選びました(笑)

数多くのメーカー様よりサポートしていただき快適に撮影に挑むことが叶いました。
今後も様々な現場で「Jimaセレクト」アイテムとして愛用してまいります。

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イベントレポートを書いた人

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<プロフィール>
Jima(じま)/ 写真家・Nikon系YouTuber
5年間フォトスタジオにて活躍後、管理職として得た知識と経験を活かし
関西(神戸、大阪、京都)を中心に個人での撮影へ活動の場を広げる。

◆活動内容
YouTubeチャンネル「カメラ塾【JimaTube】」ではカメラや写真、
撮影知識に関する情報を「楽しく学ぶ」をコンセプトに発信中。

YouTubeに4年間、毎週2本以上の動画を投稿。
総再生回数500万回、制作動画は900本を突破。

現在の登録者数はサブチャンネルを含め約2.5万人。

目標はチャンネル登録者数10万人突破やCP+等のイベント登壇。
ニコンクリエイターズ等のWebメディアへの掲載を目指す。

【YouTube】カメラ塾【JimaTube】